2019年10月13日、中国の延吉市において、「山形大学中国同窓会」を設立しました。設立総会には、安田弘法理事をはじめ本学教職員、来賓、山形大学の元留学生のほか、延辺大学で日本語を学び、本学への留学を考えている学生等、合計25名が出席しました。入会者数は34名となり、海外での同窓会の立ち上げとしては、マレーシア、インドネシア、ベトナムに次ぐ4例目のものとなります。

 山形大学では、2016年度から元留学生とのネットワーク強化を進めてきました。短期留学生として受入れた学生が、後に本学の大学院に進学している例もあり、海外同窓会の活動を通じて元留学生との継続的な交流を維持し、連携をさらに強化していくことで、優秀な留学生の受入れ増大に繋げたいと考えています。また、留学生ネットワークを活かして、海外インターンシップ受入れ企業の開拓など、学生交流のみならず多様な相互交流への展開が期待されるほか、元留学生による本県へのインバウンド観光客誘致や情報発信など、地域創生への貢献も期待されます。
 本学としては、2020年度までにさらに1カ国を対象に、海外留学生同窓会の設立に取り組みます。

 

https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/info/20191024_01/