メゾソプラノ歌手の脇園彩氏による特別講義が7月12日(月)、山形大学文化ホール(山形市小白川キャンパス)で行われ、地域教育文化学部の学生3名がリモートでレッスンを受けました。

特別講義は深瀬廉講師(地域教育文化学部主担当)が企画。イタリアと山形をオンラインで繋いで行われたレッスンは、本学学生のほか、地元高校の声楽科の生徒にも同時公開されました。

脇園氏は、ミラノ・スカラ座、新国立劇場等で主役を務めるなど、オペラ界の第一線で国際的に活躍している注目アーティストの1人。講義では、発音や発声方法について、多くの実践によって裏付けられた専門的かつ具体的な実技指導が行われました。また歌う際の態度について「メンタルが一番重要。不安や緊張にフォーカスするのではなく、望む歌声や出したい音程に集中して。自分の声、体、そして可能性を信じてほしい」とアドバイスしました。