2026年2月17日(火)、令和7年度「山大生の活動支援プロジェクト!」成果発表会を行いました。今年は「山大生活動支援プロジェクト」と「山形大学と交流する会プロジェクト」から採択された計8団体が参加し、プレゼン発表と活発な質疑応答が行われました。
発表団体一覧
「山大生の活動支援プロジェクト」
・MONGOLIA「米沢にゲルを~モンゴルに行った3人がゲルを作る!~」
MONGOLIAは工学部建築学科の学生の集まりです。2025年春に学生大使としてモンゴルを訪問した経験をもとに、「モンゴルの魅力を発信したい!」という思いで、ゲルの設計・施工に取り組み、モンゴルの文化や暮らしを体験できる空間づくりを目指しました。山形県産木材を活用し、誰もが気軽に立ち寄れる場の創出を目的に、図面作成から施工まで主体的に進めたものです。今後はオープンキャンパスでの展示や地域の方へのお披露目会を予定しており、今後の活用方法について活発な意見交換が行われました。
・Next Plants「ほっと安心できる国際交流の場を山形市に」
誰もが安心して人と関われる「居場所」を提供することを目的とした学生団体のNext Plantsは、外国人の孤立やセーフティーネットからこぼれやすいといった課題があることを背景に、お好み焼きパーティーを通じた交流イベントの取り組みを行いました。参加者アンケートでは「楽しかった」「リラックスできた」といった回答や、同様のイベントへの参加希望が100%となるなど、人と人とが自然につながる場の創出という目的を達成しました。今後は継続的な開催やサークル化も視野に入れ、地域における新たな交流の拠点として発展させていくことが期待されます。
「山形大学と交流する会プロジェクト」
・チーム道草「廃校を活用し地域の人と芸術祭を開催したい」
チーム道草は、学生の「やってみたい」と地域の「やってほしい」を掛け合わせ、自主的にイベントの企画運営を行う地域連携型サークルです。廃校を活用した「道草秋の芸術祭in金山」の取り組みが紹介されました。最上地域の金山町にある旧明安小学校を会場に、芸術・食・文化を通して秋を楽しむイベントを開催しました。地域のにぎわい創出、町外への魅力発信を目的に実施され、新たな世代間交流が生まれる貴重な機会となりました。今後も金山町での継続的なイベント実施や地域との交流を増やすことを検討しているそうです。
・農学部留学生サポーター「国際交流!クリスマスライブ」
農学部留学生サポーターは、夏まつりや鶴寿祭などを通して地域と留学生をつなぎ、異文化理解を深める活動を行っています。今回は地域住民との交流促進を目的に企画した「国際交流クリスマスライブ」の取り組みが報告されました。バザーやクイズ大会、お絵描きゲームなど言語の壁を超えて楽しめる企画を実施し、留学生の文化紹介やクリスマスソングを通して参加者同士の交流が生まれました。一方で、宣伝不足や天候などの影響により地域の方との十分な交流や地域活性化には課題が残り、今後は地域との関わり方をさらに工夫していく必要性が共有されました。
・医学部室内合奏団「~第2回定期演奏会の成功に向けて~」
医学部室内合奏団は、約70名が所属する団体で、これまで県内医療機関での出張コンサートを通じて「For the patient」の理念のもと活動してきましたが、コロナ禍で縮小した活動を再び広げるため、昨年より入場無料の定期演奏会を実施しています。今年度開催した第2回定期演奏会は会場を医学部交流会館から遊学館ホールへ変更し、さらに充実した練習を行ったことで、計139名が来場し、地域との新たなつながりが生まれました。今後も病院での演奏を継続しながら、より多くの地域の方へ音楽を届ける活動を展開していく方針が示されました。
・アカペラサークルSmile☆「定期ライブの開催」
遊学館ホールにて開催された定期ライブの取り組みが紹介されました。「Looking!探しに行こう!最高のライブのために」をテーマに、必要な機材を探し出すというストーリー性を持たせた演出のもと演奏を披露しました。役割分担を通してサークル内の結束を深めるとともに、演奏へのフィードバックやSNSでのカウントダウン動画発信などにより、表現力と広報力の向上にもつなげました。今後は東北地域の大学との合同ライブや地域のイベント出演を通して、さらなる交流の拡大が期待されています。
・混声合唱団「南部若者塾「クリスマスコンサート」を成功させたい!」
混声合唱団による南部若者塾「クリスマスコンサート」の公演は山形市南部公民館からの依頼を受けて開催され、今年で3年目を迎え、クリスマスメドレーや朝ドラ楽曲のステージなど幅広い世代が楽しめる内容で構成されました。当日は10代から20代を中心に子ども連れの地域住民も来場し、当初の見込みを上回る80名以上が参加するなど、地域との交流の広がりが見られました。今後は小中高生への広報強化や来場者参加型の演出を検討しながら、地域と大学をつなぐ場づくりをさらに発展させていく方針が示されました。
・TWOS「可視光と電波によるスカイモニターの制作」
TWOSとはNPO法人「小さな天文学者の会」の学生グループであり、観望会や勉強会などの活動を行っています。可視光によるスカイモニターの制作や自作電波望遠鏡プロジェクトに取り組みました。可視光で実際に見える星を観測する取り組みに加え、焼き網アンテナを用いた簡易的な電波受信やポジションスイッチング計測など、主体的かつ工夫を凝らした実践が紹介されました。
各団体の成果発表後、「山大生の活動支援プロジェクト」代表者の村山秀樹副学長、「山形大学と交流する会プロジェクト」代表者の飯塚博理事からそれぞれ講評をいただき、今回支援を受け活動してきた各団体への激励も述べられる中、令和7年度の活動支援プロジェクト成果発表会は終了いたしました。
山形大学校友会はこれからも山大生の幅広い活動を支援していきます。来年度も多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


いいね
6
会員ログイン