12月1日(水)、8日(水)に、地域教育文化学部の学生達が山形市立第五小学校の3・4年生の皆さんに向けてピクニックコンサートを開催しました。 ピクニックコンサートとは、みんながよく知っている曲を演奏したり、児童の皆さんも一緒に演奏に参加して、楽しく音楽を学べるコンサートです。

まずは、大学生によるアンサンブル「ピタゴラスイッチ」でコンサートが始まりました。フルート、ビブラフォン、ファゴット、トロンボーン、コントラバスの5つの楽器を使いました。

楽器紹介では、木管楽器、金管楽器、打楽器、弦楽器、それぞれ簡単なフレーズを演奏して、楽器の特徴や違いなどを楽しく学びました。

次に、ソプラノリコーダーとアルトリコーダーを使ったアンサンブルで「小さな世界」「ミッキーマウス・マーチ」などを含んだ「ディズニーメドレー」をお送りしました。

小学4年生の皆さんには「もみじ」を一緒に歌ってもらいました。歌とピアノにマリンバを加えるアレンジをし、ビブラフォンよりも大きな楽器に児童たちは興味津々の様子でした。

その次に、冬の歌メドレーとして、雪、冬の夜、たき火、冬景色を歌いました。

最後に、「ジングル・ベル」「赤鼻のトナカイ」「あわてん坊のサンタクロース」のクリスマスメドレーを歌いました。「あわてん坊のサンタクロース」は、児童の皆さんにも歌で参加してもらいました。身体を動かしながら、楽しそうに歌う姿が印象的でした。

今回のピクニックコンサートでは、教科書に載っている曲や季節の歌を交えながら、楽しんでもらえるようなプログラムを組みました。どのようなプログラムにすれば楽しんでもらえるのか、一から演奏会を考えることは大変でしたが、児童の皆さんが楽しそうに聴いてくれたので、私たちも楽しく演奏ができ、達成感を得ることができました。今回感じた「音楽を楽しむ気持ち」を忘れずに、これからも音楽の勉強を続けていきたいと思います。

第五小学校の3・4年生の皆さん、素敵な時間を一緒に過ごしてくださりありがとうございました。

地域教育文化学部文化創生コース3年 大津優花、加藤澄華