① 部門名:留学生
② 撮影場所:鶴岡市
③ 参加したプログラム:International Students Category, My Life as an International Student in Yamagata
④ 写真にまつわるエピソード:鶴岡は、日常の中で見過ごされがちな色彩で描かれたキャンバスのような街です。日々の忙しさに追われていると、私たちは周りにある小さな奇跡を見過ごしてしまいますが、立ち止まって本当に見ると、世界は色とりどりに花開くのです。
雪が降る前に体重を増やしているふわふわした猫は、日曜日の朝、私ににゃーと挨拶し、そのシンプルな喜びで空気を温かくしてくれます。外は静かで、私の足音と猫の満足そうなゴロゴロ音だけが響き、私たち二人の心が通じ合う平和なひとときです。
夏の雨が上がった後、虹が空に弧を描き、まるで宇宙からの微笑みのように、希望の儚い約束を届けてくれます。自然は荒々しく、手に負えないほど美しく、その美しさを豪華で謙虚な瞬間にこそ見せてくれます。
近所の店の前では、素敵な女性が犬を抱えていて、彼女の微笑みは温かさを放ちながら通行人に挨拶をしています。彼女は優しくうなずき、この瞬間を写真に収めることを許してくれました。犬の足からは愛と優しさが溢れています。そのひとつひとつの触れ合い、視線が、私たちが周りの存在と結びついていることを深く思い起こさせてくれます。
この静けさの中、繊細な桜の花が誘ってきます。その柔らかなピンクの花びらは、まるで夢の中から来たかのように風に舞い、美しさはしばしば最も優しい形で現れることを思い出させてくれます。
そして、雪に覆われた森では、モミの木が空に向かって静かな番人のように立ち、その枝々が新雪の白い布に包まれています。その光景は純粋で、穏やかで、無限のように広がり、まるで時間が止まったかのような瞬間です。
その魔法は、私たちが無意識のうちに見過ごしてしまう静かな瞬間にこそ宿っています。それは、自然からの愛や、儚い美しさの中にこそ、本当の魅力があることを教えてくれます。忙しい日常の中で、これらの瞬間は贈り物のように、私たちを立ち止まらせ、深呼吸をさせ、世界からの愛を無償で、豊かに受け入れるように誘ってくれるのです。