2021年12月18日(土)、高校生向け心理学セミナー「こころの調子をくずした友人を助けるうえで知っておきたい4つのこと」を開催しました。

これは、友人がこころの調子を崩したときに、上手にサポートできるようにコツを学ぶことを目的として高校生向けに行ったセミナーです。セミナーの講師は山形大学 地域教育文化学部主担当の河合輝久講師が務めました。こころの調子がくずれる状態について、うつ病を取りあげ、それがどのような病気なのか、うつ病になっても助けを求めることが難しいことやうつ病になり始めた友人が求めていること、うつ病になり始めた友人への上手な話の聴き方のコツ、友人間で解決できないときに利用できるサポート資源やその役割について学びました。

当日は感染対策を行いながら対面にて行い、県内の高校生17名が集まりました。

河合講師からの解説に加え、二人一組になり聴き手の練習をし、聴き方によって語り手はどのような印象を受けるかを体験してもらったりするなどのワークショップも行いました。参加した高校生からは、「うつ病は自分が思っていたものとは違ったため、本当に偏見だったと分かりました」や「今日学んだことを少しでも生かして接していきたいと思います。実際に話したりしてみるのも良かったです」などの感想が寄せられました。また、講座内容の理解度,有益度,満足度のいずれの評価においても高い評価が得られました(順に,6段階評価で平均5.94点、5.88点、6点)。

健康と学びのサポートセンターでは、今後も皆様にお役に立てるサービスを提供して参ります。